【水曜日のダウンタウン】お笑い芸人ななまがり 令和を当てる
お笑い芸人はやっぱりカッコいい!
先日、 新元号を当てるまで脱出できない生活という企画が水曜日のダウンタウンで行われた。
挑戦者に選ばれたのがお笑い芸人ななまがり。
初瀬悠太 1986年4月5日 ツッコミ担当。
森下直人 1986年5月20日 ボケ担当。
キングオブコント2016のファイナリストになるほどの実力派の芸人。
僕自身、ななまがりはなんとなく知っている程度の印象しかありませんでした。
おそらくキングオブコントの時に知ったのかもしれません。
企画は新元号を当てるという無茶苦茶な企画で、最初はヒントなしにただひたすら二文字の熟語を書きまくっていた。
安和・智栄・京安・永秀などありそうな元号を考える一方
笑国・夢安・破突・歯姫・民丸などおかしな元号も多数出てきた。
二文字の熟語を見ているだけなのにこんなに笑えるとは思わなかった。
その後ヒントを得ることで令和を導き出す展開が面白かった。
徐々に正解へと近づくドキドキ感があり、僕は自然とななまがりを応援していた。
ななまがりが令和と出した瞬間、思わず声をあげってしまった。
今回企画の面白さはもちろんだが、僕が興味を持ったのはお笑い芸人ななまがりの人間性だった。
所持品を没収され、二人は部屋に隔離された。
やることはただひたすら漢字を書くだけだった。
部屋は寒く、布団を被って元号を考えていた。
五日間お風呂に入ることもできず、漢字を書く日々。
唯一の楽しみは一本の煙草だった。
普通ならコンビで喧嘩してもおかしくない状況。
こういったバラエティーでよく見る展開で、視聴者としては喧嘩している姿を見るのも楽しい。
ただ二人は関係がギクシャクしている様子がまったくなかった。
そんな場面があったら面白いはずなので、絶対にオンエアされているはず。
だが二人にはなかった。
それどころか不自由な生活を送る中で日々をありがたみを再認識した。
一本の煙草が吸える幸せを二人は噛みしめていた。
僕の中の好感度がぐっとあがり、ななまがりを応援したいと思うようになった。
同世代なのでなおさら売れてほしい。
M‐1やキングオブコントのファイナリストでも食べていけることができない世界は
厳しすぎる。
しかもななまがりは吉本。
劇場がたくさんあるはずなのになかなか稼ぐことができない。
漫才と違いコントなので営業であまり稼ぐことができていないのかもしれない。